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Regional Innovation Research Center
地域イノベーション研究センター

地域イノベ-ション研究センターは創造性に富んだ豊かな地域社会形成に取組んでいます。

地域イノベーション研究センター

地域イノベ-ション研究センターは創造性に富んだ豊かな地域社会形成に取組んでいます。

概要
沿革
センター長メッセージ
事業報告書
過去の活動紹介

地域イノベーション研究センターは、創造的かつ発展性に富んだ鳥取固有の豊かな生活実現に寄与することを目的とし、地域に関する総合研究、その成果を地域に創造的かつ実践的に展開していく地域貢献および教育の三つの活動分野によって、地域の豊かな生活実現を目指しています。 鳥取は豊富な森林、眺望の優れた景観などの自然、人々の結びつきなど都市にはない資源を有する一方で、高齢化進展や所得格差の問題が存在しています。
地域資源を活用し、直面する課題を解決していくためには鳥取固有の特性を把握し、創造性と革新性を持つイノベーションを理念とした地域対応が求められています。
沿革
2012年4月1日:公立鳥取環境大学に地域イノベーション研究センター設置
地域・鳥取研究の拠点として、旧財団法人とっとり地域連携・総合研究センターの研究、事業及び研究員等を引き継ぎ、大学の研究機関として設置されました。

旧財団法人 とっとり地域連携・総合研究センターの年史
1995年6月17日
財団法人とっとり政策総合研究センター設立
当該財団の事業目的は、主に国際交流・環日本海研究。
2003年~2008年
地域研究への取組拡充
地域経済・産業、市街地など地域研究の範囲を広げ、地域シンクタンクの機能を充実。
2009年4月1日
財団法人とっとり地域連携・総合研究センターへ名称変更
地域研究に加え、研究成果を実践的に展開する地域連携事業を開始。
2012年3月31日
財団法人とっとり地域連携・総合研究センター解散
地域貢献と研究の両機能の一層の充実を目的に、公立鳥取環境大学と統合するために、当該財団を解散。
センター長メッセージ
イノベーションは技術革新と理解されることが多いのですが、社会を形づくっている人や組織間の関係、価値観などの文化、経済特性など多様な視点から新たな関係を創造していくことも含みます。
社会は既存の安定枠組みを志向しがちであり、地域をより豊かにしていくためは新たな関係を創造していくことも必要となります。そのためには地域を起 点として調査や研究によって深く把握し、新たな可能性を探ることが求められます。さらに研究成果が地域に貢献できる内容とするためには、検証し確認するこ とが重要となります。
これらの研究や検証の成果、プロセスを、地域の人たちや学生に広く伝えていくことで社会に根付かせていくことができます。地域イノベーション研究センターは、新たな地域の枠組み創造を、実践的な研究と地域貢献、教育を通じ取り組み、豊かな地域形成を目標としています。
センター長写真
センター長 吉永 郁生 教授
[ Profile ]
京都大学卒業、同大学大学院農学研究科博士後期課程水産学専攻を経て、1990年5月京都大学農学部助手に就任。1991年5月京都大学農学博士学位取得。1996年9月から1997年7月まで、文部省在外研究員としてアメリカ合衆国オレゴン州立大学に留学。帰国後、京都大学大学院農学研究科助教を経て、2013年4月鳥取環境大学環境学部教授、2016年4月公立鳥取環境大学地域イノベーション研究センター長に就任。
[ 研究例 ]
鳥取県および町村の人口に関する研究
鳥取県の沿岸域の生体系構造に関する研究
買い物困難などの生活基盤に関する研究
水産業を基盤とした地域創生に関する研究
ジオパークに関する研究 など