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COC事業【麒麟の知(地)による学生教育プログラムの開発・展開】

第17回水産研究・実践活動報告会で学生が発表しました

平成29年2月1日に開催された第17回水産研究・実践活動報告会(漁業関係者約70名が参加)において、本学環境学部4年生の竹中美紀さんが「鳥取県中部海域におけるアマモ場の季節消長と生物群集構造について」という題目で研究発表を行いました。
アマモ場は魚の住み処、餌場として重要と言われています。この研究ではアマモ場周辺で魚の餌となる小型甲殻類の分布量を調査し、住み処、餌場としての重要性について科学的な裏付けをすることを目的としています。
今回の発表は関係者にも好評で、これをきっかけに漁業関係者と連携した研究の展開がますます加速するものと思われます。

報告会の風景

参加した学生のコメント

多くの聴衆がいる中で行う発表はとても緊張しましたが,これから社会に出る上でとてもよい経験ができたと感じています。
アマモ場だけでなく,他の藻場や砂浜域などの調査も行い,沿岸域の前浜のもつ生態的機能の解明を深めていくことが大切だと考えています。

(環境学部2013年度生 竹中 美紀)