平成27年11月4日(水)、11日(水)、公立鳥取環境大学まちなかキャンパスにて、経営について実践的に学んでいただくことを目的に、「社会人経営セミナー(全2回)地域資源のブランディング」(講師:経営学部 磯野 誠 准教授)を開催しました。
11月4日開催の「「特別おいしい」では伝わらない―ブランド理論が示唆するもの」では、企業が自社の商品を、どのようにアピールすると効果的であるかを、成功例である企業のコマーシャル画面や広告などを投影して説明しました。美味しいものを美味しいと消費者に伝えるためには、単に商品だけをアピールするのではなく、消費者になりたい自分を想像させ、実現したい夢を見させる宣伝方法が最も重要であるとのことでした。
11月11日開催の「「自分が満足できるものを作る」だけでは不十分―顧客志向が示唆するもの」では、従来の顧客調査では革新的なヒット商品を開発することは難しくなっていることを説明された後、「顧客理解」を重要視するSTPマーケティングという手法を用いると効果的であると、スライドを使用して分かり易く紹介しました。
講座中や講座終了後には、受講者の方から自らが経営する会社の相談や、今後どのようにすれば業界自体を盛り上げることが出来るのかなどの質問があり、有意義な意見交換の場となりました。
本学では今後も多彩な公開講座を展開していきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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第1回目「特別おいしい」では伝わらない― ブランド理論が示唆するもの |
第1回目「特別おいしい」では伝わらない― ブランド理論が示唆するもの |
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第2回目「自分が満足できるものを作る」だ けでは不十分―顧客志向が示唆するもの |
第2回目「自分が満足できるものを作る」だ けでは不十分―顧客志向が示唆するもの |