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TUESレポート

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協定校:ウラジオストク国立経済・サービス大学とのさらなる交流発展に向けて-今年2度目の研究者来学-

平成25年11月16日(土)から20日(水)までの5日間 本学と交流促進協定を締結しているウラジオストク国立経済・サービス大学エコロジー・自然活用学部のイヴァネンコ・ナターリア准教授(生物学,応用エコロジー専攻)が来学されました。

同准教授の来学は、本年7月に開催した本学サステイナビリティ研究所主催のワークショップ「美しい海を取り戻そう-漂着ごみ情報の活用-」に聴講参加のため来学されて以来2度目となります。
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今回は、7月のワークショップを踏まえて、同研究所主催の海ごみに関する国際シンポジウム「美しい海を取り戻そう-漂流ごみ、漂着ごみについて私たちができること-」で沿海地方の海ごみによる汚染の状況とそれに対するウラジオストク行政府や大学の取り組みについて発表していただくとともに、「漂流ごみ、漂着ごみに対して私たちができること」についてパネルディスカッションを通じて貴重なご意見をいただきました。→ 関連記事はこちら(2013.11.26)

この交流事業は、2011年10月に同大学と締結した交流促進に関する協定に基づき実施した事業で、来日期間中は、シンポジウム参加を軸に、学術研究のみに留まらない幅広い交流事業を行いました。
シンポジウム前日の18日には、ロシア語の授業にご参加いただき、ロシア語の特徴やロシアの風土、文化、歴史などについてお話いただきました。学生達は、ネイティブスピーカーと直接会話する貴重な体験を通じてロシア語やロシアについて理解を深めました。

また、シンポジウム当日の午前中には、環境学部の岡田学部長、吉永教授、角野准教授と、現在の研究テーマや今後の共同研究の可能性などについて情報交換。今夏ロシア極東各地に多大な被害をもたらしたアムール川の氾濫による大規模洪水や、ロシアと中国の国境に位置するハンカ湖の水質問題などが話題にあがり、国際的な情報交換の重要性を確認し合いました。

今後もより一層同大学との交流を進め、研究交流の促進と学生間交流の実施を目指していきます。
ウラジオストクサービス大学イヴァネンコ准教授来学