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TUESレポート

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廃材でつくる「茶室」完成。初公開!

平成17年7月28日 建築プロセスと身近な素材で芸術的な空間の創造について体感して学ぶことを目的に、昨年度後期と本年度前期のプロジェクト研究※(1.2年生)並びに卒業研究(個人)で工務店より排出された廃材や倒木等を利用し、「茶室」を建築しました。循環型社会に適応した建築のあり方を模索するため、使用する部材は全て廃材等再利用できるものです。茶室はその小さい空間の中に無限の広がりと緊張感が見事にバランスされています。また、大きさも4畳程度と手頃で、建築とデザインを学ぶためには最適なことから選ばれました。この茶室には廃材でつくったステンドグラスが側窓にはめこまれ、カマド、行灯(あんどん)、蹲踞(つくばい)、欄間、にじり口、太鼓襖など、すべて廃棄物で作り上げました。先般、プロジェクト研究発表会(7月28日)で初公開されました。尚、8月6日(土)のオープンキャンパス(10:00~15:30)でも公開されます。

廃材でつくる「茶室」完成。初公開!