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TUESレポート

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天ぷら廃食油を燃料としたバス「いなばエコリモわいわいGO号」運行

「NPO法人鳥取発エコタウン2020」が中心となって、「いなばエコリモ・カルチャー新幹線に乗る会」を設立しました。同会では廃棄物エネルギーや自然エネルギーを利用した市民主体の移動手段をもつことによるコミュニティの再生を、市民の協働文化創造として位置づけ、「いなばエコリモ・カルチャー新幹線事業」を実施します。鳥取都市圏の拡大で、公共交通手段がなかったり、マイカーを持たない学生・高齢者が移動できないために、多くの文化福祉、スポーツ・レクリエーション、交流・生涯学習などの施設がお互いに力を発揮できないまま孤立しています。こういった施設群と公民館活動や自治会活動を結び付けるのが、「鳥取カルチュアー新幹線」構想のねらいです。この”新幹線”という名前は、地域文化の幹を育てる「文化の新幹線」の意味です。そのために、こうした価値を共有する仲間が使える移動手段として、天ぷら廃食油を燃料とするコミュニティバス「いなばエコリモわいわいGO号」を走らせます。同バスは、集落や公民館や新興のニュータウンを繋ぎ、伝統的な鳥取の文化が息づく昔からの細い道も走ります。(本企画は経済産業省の環境コミュニティ創出事業として行われます。)※ 「NPO法人鳥取発エコタウン2020」は本学学生が中心となって運営されています。

天ぷら廃食油を燃料としたバス「いなばエコリモわいわいGO号」運行