
本学環境学部の柚洞 一央 准教授が担当する「地理学入門」の講義に関連して2泊3日のフィールドワークを夏季休暇中に実施しました。
これは「地理の見方・考え方」を講義で学んだ上で、実際にフィールドにおいて実践的に理解を深める目的で行ったものです。参加は任意で、希望する学生が参加しました。
柚洞准教授のこだわりは現地集合。宮城県白石駅に集合した約40名の学生は、夜行バスを乗り継いだり、青春18きっぷを利用して普通列車を1日半乗り継いだりと、それぞれの方法で宮城県まで旅をしました。宮城県蔵王町が取り組む「蔵王ジオパーク」では、火山活動によって形成された大地に生きる人々の暮らしを学びました。そこに暮らす人たちの声を直接聞くことを通して「変動帯としての日本」で生きることを考えました。
現地解散後は、北海道での季節バイトに向かう学生、再び青春18きっぷで普通列車を使って帰路につく学生、さまざまな大学生の夏休みに散っていきました。
柚洞准教授は「実社会のリアルからもっと学んでほしい。そして、生きることは想像以上に楽しいということに気づいてほしい」と語っています。
(担当:環境学部 准教授 柚洞 一央)


