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TUESレポート

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本学の学生2名が「Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS」で特別賞を受賞しました

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「Web×IoT メイカーズチャレンジPLUS」は、標準技術やオープンソースソフトウェア活用についての理解を深めながら、IoTシステム開発を実践的に学ぶスキルアップのためのイベントです。
本学からは「AMD実践演習B」の一環で、4名の学生が参加しました。

前半イベント(11月9日~10日)の講習会では、座学講義だけでなく、ボードコンピュータを使ってWeb標準技術でセンサーやアクチュエーター(モーターなど)を制御する方法をハンズオン形式の実習で学びました。
後半イベント(12月21日~22日)では、講習会で学んだ技術を活かしてIoT作品をチーム毎に制作し、その成果を競い合うハッカソンを行いました。
今年度の「Web×IoT メイカーズチャレンジPLUS」は、農林水産業×○○というテーマで各チームが作品を制作しました。その中で寺田桐子さん(環境学部2年)の所属チームと小林碧志さん(環境学部3年)の所属チームがそれぞれ特別賞を受賞しました。以下は受賞した作品の概要です。

【作品名】AgriCare Watch(寺田さんのチーム)
【作品の概要】 農業の課題である高齢化や人手不足、事故対策として、安全で初心者にも使いやすい農業支援システムを開発しました。熱中症リスクや転倒をセンサーで検知し、家族に通知します。また、植物の健康状態を可視化し、生成AIで植物や生物を認識して情報を提供します。

【作品名】サイレントシールド(小林さんのチーム)
【作品の概要】 農業・林業の課題である獣害対策として、指向性スピーカーを使った害獣追い払い装置を開発しました。サーボカメラで害獣の方向を検知し、スピーカーの向きを調整します。さらに赤外線カメラとAIで動物を判別し、人間には反応しない安全機能を搭載しています。

(人間形成教育センター 准教授 堀 磨伊也)