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TUESレポート

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SDGs連携事業地域貢献活動4回目について

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本学と鳥取商工会議所工業部会とのSDGs連携事業において、工業部会員である三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社(以下「STS社」という。)の課題を解決するため、学生が、令和4年8月8日(月)の3回目(※)に続き、9月12日(月)に同社を訪問しました。

(※)SDGs連携事業地域貢献活動3回目について.
http://www.kankyo-u.ac.jp/tuesreport/2022nendo/20220809/

STS社では「SDGsの観点からの新商品づくり(食による健康、食材廃棄ロス削減、ジェンダーレス社会の実現)」をテーマに、学生有志による地域貢献活動を行っています。前回の打ち合わせでは、22日(木)に予定されている商品企画案のプレゼンに向けて、参考資料として、STS社の社員が作成した自社商品企画プレゼン用資料の確認を行いました。そして、今回までにプレゼン資料の叩き台を検討してくるように課題がありました。

12日(月)当日、まず、課題であったプレゼン資料の叩き台を学生とSTS社の社員(以下「PJメンバー」という。)で確認しました。その資料のなかには「堆肥化製品(乾燥機)」「コバエ対策」「補助金の活用」「イラストの活用」「製品機能・仕様の明確化」「利用者の利便性の考慮」「企業の社員食堂や本学の学生食堂でのテスト運用」「サブスク販売」等の内容が盛り込まれていました。それらは、今までの打ち合わせのなかであった学生の様々なアイデアやPJメンバーからの意見、要望、助言等が反映されたものでした。

確認の後、更に良い資料とするためPJメンバーから色々な意見等がありました。「商売としてのサブスクの仕組みが見えないので、そこの説明が必要」「iPhoneと Androidの両方のスマホアプリを実現するにはコストがかかるため、製品自体にAndroidを搭載するかたちで代替した方が良い」「粉砕機能も必要」「市場規模の見積もりは、もっとターゲットを意識した方が良い」「プレゼン時の質疑に対応するためエビデンスはしっかり準備する必要がある」「メリット・デメリットをもっと見える化して欲しい」等の実際の商品企画検討時にちかい、厳しい内容が多くありました。

これらのことを改善・修正し、22日(木)に良いプレゼンを行うため、学生は、再度15日(木)に同社を訪問する予定です。夏期休業中にも休まず努力する本学の学生に、頭が下がります。

 

プレゼン資料に意見等するPJメンバー1プレゼン資料に意見等するPJメンバー1
プレゼン資料に意見等するPJメンバー2プレゼン資料に意見等するPJメンバー2