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TUESレポート

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環境学専攻 門木ゼミの政井さんが学会支部の奨励賞を受賞しました

 大学院環境経営研究科環境学専攻1年の政井咲更美さんが、令和3年10月の廃棄物資源循環学会研究発表会で「マイクロ波窒素プラズマ発光分光分析法によるばいじん溶出液のクロムの定量」と題した発表を行い、廃棄物資源循環学会中国・四国支部の奨励賞を受賞しました。
 この研究は、環境汚染物質である重金属の分析方法について研究したものであり、従来の技術よりも安価で簡単に測定ができるもので、多方面への応用が期待されます。
 受賞した政井さんは、「研究を進める中で不安や焦りから、弱音を吐いたことも多々ありましたが、そのたびに門木先生、ゼミの仲間に励まされ研究を続けることが出来ました。共同研究者、衛生環境研究所の皆様にもご協力いただいたことに感謝しています。今回の発表等を通して、廃棄物や分析手法の研究に少しでも興味を持ってくれる方が増えれば、本当に嬉しいです。今後も研究を通じ成長できるように頑張りたいです。」と受賞の感想と今後の抱負を話していました。
 研究指導にあたった門木准教授は「環境汚染物質の分析技術は、様々な環境施策を支える基盤となる技術であり、社会全体の安全・安心につながることにもなります。地道な研究ですが、こつこつと努力してきた成果が評価されたことかと思います。」と話していました。

門木先生とゼミの仲間門木先生とゼミの仲間
実験の様子実験の様子