この調査は、日本財団が主催するプロジェクトの一環として行われました。
千代川(鳥取県東部の一級河川)の特定地点(鳥取市用瀬町)から、GPS付き容器(5個)を流し、その滞留場所を確認していきました。滞留したGPS付き容器を再び回収し、特定地点から繰り返し流すという方法で、約1か月の間、調査を行いました。
報告会では、河川の水位が高くなるほどゴミが遠くに流されることや、流路にある取水設備や岩の陰等にゴミが滞留していたことなどが報告されました。
「学生EMS委員会」代表の下戸宥人さんは、「委員会では、ごみの流出対策として、使い捨てプラスチック量の削減やポイ捨てを減らすことを目的として環境教育に力を入れていきたいと考えています。」と話していました。
同委員会では、これまでも小学校などの学校現場で「海洋ごみ問題」に関する出前授業などにも取り組んでおり、今後も自治体や市民と一緒になって海洋ごみを減らすための活動を行っていく予定としています。
オンライン報告会
調査方法