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TUESレポート

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令和2年度 研究成果報告会をオンラインで開催しました

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令和3年7月6日(火)に昨年度の研究成果を報告する「令和2年度サステイナビリティ研究所・ 地域イノベーション研究センター研究成果報告会」をオンラインで開催しました。
報告会では、サステイナビリティ研究所及び地域イノベーション研究センターの研究員12名がそれぞれの専門分野から持続可能な社会や地域課題の解決につながる研究成果の報告を行いました(うち4名の研究員につき事前録画配信を実施:6月23日~6月29日)。昨年度に続き、コロナ禍という状況からオンラインによるライブ配信形式で報告会を開催しましたが、近隣自治体、法人、経済団体および一般の方々や本学学生を含む47名の方々にご視聴いただきました。

開会の挨拶でサステイナビリティ研究所田島 正喜所長は、「本日の研究成果報告会は、本学の創立20周年記念事業の一環という位置づけもある。国連が2015年に掲げたSDGs(持続可能な開発目標)があるが、本学の開設時からの目的の中に、持続可能な社会を形成しうる有能な人材を育成するという項目があり、この国連の活動と本学の目的が最終的に一致するところがある。そして昨年度4月からサステイナビリティ研究所がSDGsの推進母体となって新たに活動を開始した。」と述べ、その後、研究員が順に定められた講演時間の中で端的にまとめて報告を行いました。
各報告後、参加者からチャットにより質問をいただき各研究員が口頭で回答しました。そして、地域イノベーション研究センター吉永 郁生センター長の挨拶で報告会を締めくくりました。

終了後のアンケートで、「研究の概要についてよく分かった。自身の研究及び発表の参考にしたい。」「オンラインの報告会は、気軽に参加できました。専門外の経営や文化的なご研究も興味深く聞かせていただきました。」など沢山の声をいただきました。


<プログラム>
開会挨拶 田島 正喜 サステイナビリティ研究所長
報告1 徳田 悠希研究員(環境学部准教授)「南極のサンゴ」
報告2 門木 秀幸研究員(環境学部准教授)「焼却施設における水銀フロー推計モデルの精度向上と排出削減への応用」
報告3 佐藤 彩子研究員(経営学部講師)「日本で働く外国人労働者-福岡県で働く外国人介護職員に焦点を当てて-」
報告4 中尾 悠利子研究員(経営学部准教授)「サステナビリティと経営トップ」
報告5 山本 敦史研究員(環境学部准教授)「食のみやこ鳥取づくり連携支援計画に基づく地域事業者支援の基盤構築~化学分析による栄養・機能性成分の総合的評価」
報告6 竹内 由佳研究員(経営学部准教授)「広がれ!!プロジェクト・ヘルシュ!!-食のみやこ鳥取づくり連携支援計画に基づく地域事業者支援の基盤構築-」
報告7 戸苅 丈仁研究員(環境学部准教授)「地域で発生する廃棄物系バイオマス(廃石膏ボード剥離紙)の混合メタン発酵特性調査およびリサイクル畜産敷料としての利用可能性検討」
報告8 磯野 誠研究員(経営学部教授)「伝統工芸産業を構成する事業者の経営とその技術継承」
報告9 浅川 滋男研究員(環境学部教授)「古民家『終活』の時代-持続可能性に潜む諸行無常の理(ことわり)-」
閉会挨拶 吉永 郁生 地域イノベーション研究センター長
挨拶する田島所長挨拶する田島所長