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【共生経営論】経営学部ゲスト講義「SDGs未来都市の取り組み」について

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2020年6月23日(火)の経営学部【共生経営論】の講義(中尾悠利子准教授担当)では、鳥取県智頭町役場企画課の安道俊彦様をゲスト講師としてお招きし「SDGs(Sustainable Development Goals)未来都市の取り組み」に関してご講義いただきました(※1)。

智頭町は、高齢化率が高く人口減少という社会課題に直面している自治体のひとつです。一方、同町は、かねてから住民一人ひとりのアイディアや数々の地域資源を活かした取り組みを実施しています。経済・社会・環境のバランスから成るSDGsの目標が、同町の目指すべき未来像と近似しており、この取り組みを継続することにより人口減少への対策(幸せな減少)を行うとともにSDGsへの貢献を目指しています。講義では、安道様からそれらの取り組み等をご説明いただき、最後に学生との質疑応答を行っていただきました。

講義に参加した学生は、同町が取り組んでいる「日本1/0(ゼロ分のイチ)村おこし運動(※2)」及び「智頭町百人委員会(※3)」に特に関心を寄せ、次のような感想を述べています。

「地域住民のニーズ把握や熱意の共有が可能になっているマネジメントだと感じました。」
「智頭町は地域住民と行政の距離感やパワーバランスが理想的だと思いました。」
「住民が主体となって考えて活動していくことで、より効果的でニーズに沿った活動を行っていると思いました。」

安道様の熱意が学生に届いた臨場感ある講義となりました。


(※1)
新型コロナウィルス感染防止のためWeb会議システムを使用してオンラインリモート講義を実施しました。

(※2)
智頭町が平成9年度に制度化した「日本1/0村おこし運動」とは、閉鎖的・保守的・依存的な旧態依然とした村社会の変革を図り、また、町の活性化は集落の活性化からという視点にたって、「これからもその集落に住もう、どうせ住むなら豊かで楽しい村がいい」を理念とするものです。そして、こんな素朴な願いを実現するため、自分には何ができるか、何に汗が流せるか、住民一人ひとりが無(ゼロ)から有(イチ)への一歩を踏み出そうという運動です。つまり、智頭町内の各集落または各地区がそれぞれの特色を一つだけ掘り起こし、外の社会に開くことによって、村の誇り(宝)づくりを推進する住民の自立と共有のマネジメントです。
【引用元】
これまでの概要.日本1/0村おこし運動.鳥取県智頭町ホームページ.
http://cms.sanin.jp/p/chizu/kikaku/mezasu/zeroichi/, (引用 2020-06-29)

(※3)
智頭町の自立度を高めて、活力ある地域づくりを進めていくためには、町政へ住民の皆さんの声を反映していくことが必要であることから、平成20年「智頭町百人委員会」が設置されました。百人委員会は、住民が身近で関心の高い課題を話し合い、これを解決するための政策を行政に提案していく組織であり、智頭町ならではの住民自治の実践をめざします。
【引用元】
趣旨.智頭町百人委員会.鳥取県智頭町ホームページ.
http://cms.sanin.jp/p/chizu/kikaku/mezasu/4/, (引用 2020-06-29)