平成29年10月19日(木)、金融機関で働くことに関心のある主に女子学生を対象(男子学生も参加可)として、トークセッション「金融機関における女性の働き方」を開催しました。
このトークセッションは、日本政策金融公庫鳥取支店・米子支店と本学が今年6月に締結した「産学連携の協力推進に関する覚書」から生まれた連携企画として、またCOC+事業(地(知)の拠点大学による地方創生推進事業)の推進・協力の一環として、女子学生に社会(金融業界)との接点を持つ機会を提供し、地元定着と金融業界への関心を持ってもらうことを目的として開催したものです。参加学生は本学(男子含む)のほか、鳥取大学からも参加がありました。
金融業界からは、日本政策金融公庫及び地域の金融3機関(山陰合同銀行、鳥取銀行、鳥取信用金庫)の女性職員のほか、本学女子学生6人がパネリストとして登壇。ファシリテーターの本学経営学部・中尾講師による進行のもと、金融機関並びに鳥取で働く女性のロールモデルに触れながら、学生パネリストからは忌憚のない疑問や質問がなされ、女性職員の皆さんからとても丁寧で貴重な業務経験等を紹介いただきました。日常業務の紹介・説明から、金融業界への志望理由や女性の働き方とその「やりがい」のほか、人それぞれに訪れるライフイベント(結婚・出産・育児)と仕事の関わり方など幅広い話題展開に、予定終了時間も過ぎるほど会場は盛り上がりました。
閉会に際して、日本政策金融公庫の船山鳥取支店長様から「鳥取県は“女性活躍の先進県”といえる地域。金融機関が就職先の全てではないが、地元定着と職業選択の一助になれば幸いなこと」と挨拶をいただき、閉会後には自然とパネリスト同士で交流が生まれていました。
活き活きと働くパネリスト
真剣に疑問を質問する学生
終始和やかで実りのあるセッション