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TUESレポート

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川、海の恵みを何時までも

平成20年12月21日 『海ごみ』問題をテーマにした高梁川がむすぶ「うみ・まち・やま」シンポジウムが、岡山県倉敷市の玉島公民館で開かれました。本学の田中教授(研究交流センター)をコーディネーターにしたパネルディスカッションや女優東ちづるさんの基調講演、環境事務所から今まで行ってきた調査内容や検討結果の報告がありました。
市民ら330名を前に主催者を代表して斉藤環境大臣が、海ごみの80%は陸域から来るので、流域全体で取り組むことが重要であると参加者に呼びかけました。
パネルディスカッションでは、田中教授の司会の下、伊東倉敷市長、近藤高梁市長、漁業協同組合、環境省の中国四国地方環境事務所や学識経験者など7名のパネラーで、海ごみの被害、海ごみの中身や発生量などの実態、発生抑制の取り組み、回収処理の実証実験、そして川や海から受ける恵みを引き続き享受するために、どのような事を私たちはすべきかを議論しました。最後に田中教授から「ごみのポイ捨てを止め、また川の流域の清掃に参加するなど、連携してがんばりましょう」と参加者に呼びかけ、海ごみについて、知ってもらう良い機会となりました。

「うみ・まち・やま」シンポジウム