文字サイズ

TUESレポート

過去10年分を掲載しています

岡本教授がリーダーを務めるTRMM降雨レーダアルゴリズム開発チームの会合報告

平成20年9月3日 日米共同で開発した熱帯降雨観測衛星(TRMM)は、地球環境の重要な構成要素である熱帯・亜熱帯等の降雨を観測するミッションですが、1997年11月の打ち上げ以来、10年を越える現在も順調にデータを収集し続けています。同衛星に搭載されています降雨レーダ(PR)のデータを解析処理するアルゴリズムの開発は、本学 岡本教授(環境政策学科)がリーダーをつとめる国際的なTRMM降雨レーダアルゴリズム開発チームが担当しています。2008年8月4-7日にNASA(米国航空宇宙局)が主催し、米国コロラド州Fort. Collins で開催された2008年Precipitation Measurement Mission Science Team Meeting において、同アルゴリズムのVersion 7開発についての報告が岡本教授よりなされると共に、同会議の開催期間中にTRMM降雨レーダアルゴリズム開発チームの会合が開催され、Version 7開発方針に関する討議が行われました。同チームは、今後NASA, JAXA(宇宙航空研究開発機構)の支援を受けて来年4月をめどにVersion 7開発を行う予定です。