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ハンダのリサイクル技術が「資源循環技術・システム表彰」の奨励賞に!

財団法人クリーン・ジャパン・センター(後援:経済産業省)の「資源循環技術・システム表彰」で、鳥取県リサイクル技術共同研究助成事業としてリコーマイク ロエレクトロニクス(株)(鳥取県)と、本学環境政策学科衣川教授が産学官で取り組んだ「プリント基板製造工程内で発生する使用不能ハンダの再利用」が奨 励賞を受賞しました。

1.賞   名  
2.主   催  
3.受賞内容
「資源循環技術・システム表彰」奨励賞
財団法人クリーン・ジャパン・センター(後援:経済産業省)
「プリント基板製造工程内で発生する使用不能ハンダの再利用」
※鳥取県リサイクル技術共同研究助成事業
リコーマイクロエレクトロニクス(株)(鳥取県)
鳥取環境大学 環境政策学科 教授 衣川 益弘


プリント基板の製造の際使用するペーストハンダは、容器から取り出して、数時 間~数十時間たつと、ハンダの中に含まれる、フラックス溶剤が揮発し、粘性が高まり使用に適さなくなります。従来、使用に適さなくなったハンダは、廃棄されていましたが、鉛フリー(鉛を含まないハンダ)への転換が進むにつれて、ハンダの購入費用が高額となることから、この廃棄ハンダの再利用化の要求が高く なりました。本件では、ハンダを金属単体としてフラックスと分離、リサイクルできる技術を開発し、リコーマイクロエレクトロニクス(株)が実用装置を作製しました。本学衣川教授は分離技術の開発面で、協力を行いました。

詳細な研究内容はこちら(.pdf)から

 


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