文字サイズ

特別企画シンポジウム「低炭素社会の実現に向けて~廃棄物処理の選択肢~」実施報告〔H25.11/15(金)・28(木) 開催〕

平成25年11月15日(金)大阪/國民會館武藤記念ホールにて、また28日(木)東京/都道府県会館101大会議室において、本学主催の特別企画シンポジウム「低炭素社会の実現に向けて ~廃棄物処理の選択肢~」を開催しました。

講 演 内 容

講   演  者

  開会挨拶
シンポジウム企画趣旨
 鳥取環境大学/学長 古澤 巖
 鳥取環境大学サステイナビリティ研究所/所長 田中 勝
  基調講演:
処理の選択肢
~物質回収とエネルギー回収~
 環境省廃棄物リサイクル対策部廃棄物対策課/課長 山本 昌宏氏
  特別講演:
  廃棄物処理へのライフ・サイクル・アセスメント(LCA)適用事例
 元(独)産業技術総合研究所ライフサイクルアセスメントセンター長
 工学院大学/教授 稲葉 敦氏
  技術解説:
施設更新と基幹的設備改良
【大阪】 (一社)日本環境衛生施設工業会技術委員会
  /委員長 宇野 晋氏
【東京】 (一社)日本環境衛生施設工業会技術委員会
  /副委員長 秩父 薫雅氏
  地方行政解説:
自治体の選択事例
  ~プラスチックごみをどうするか、生ごみをどうするか~
 京都市環境政策局適正処理施設部
  /施設整備担当課長 山田 一男氏
 横浜市資源循環局総務部資源政策課
  /調査等担当課長 松野 一郎氏
  パネルディスカッション
  低炭素社会の実現に向けて
~廃棄物処理の選択肢~
 コーディネータ:田中 勝
 パネリスト:上記講演者

後半のパネルディスカッションでは、田中所長のコーディネートのもと、「廃棄物処理の選択肢」をテーマとして議論が交わされました。
廃棄物処理の選択についてどのようなケースがLCAの適用がふさわしいのか、またその処理費用と効果や妥当性の評価について、将来の廃棄物処理について等へも議論は及びました。また、パネルディスカッションの前に聴講者から回収した質問票(聴講者からの疑問)に答える場面もあり、有効な意見交換がなされました。参加者数は、大阪65名・東京103名の合計168名となり、盛況のうちに終了しました。


◆アンケート結果概要

・参加者は、30代~50代の男性が中心で環境施設/廃棄物処理業関連、また自治体関係者が多く、各会場とも半数以上を占めていました。内容については、満足度は75%(大阪)80%(東京)で、次回参加すると答えた人は(大阪)(東京)ともに75%以上でした。

【各会場の様子】
11/15(金)(大阪会場) 11/28(木)(東京会場)
低炭素シンポジウム