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TUESレポート

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【SDGs】学生グループ「TUES地球環境を考える会びおとぷ」が小学生を対象にビオトープ観察会を開催しました

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令和7年9月19日(金)及び26日(金)に、学生グループ「TUES地球環境を考える会びおとぷ」が、鳥取市立若葉台小学校の4年生約30名を対象にビオトープ観察会を開催しました。
この観察会は、日頃自然と触れ合う機会が減少している子供たちに、ビオトープを活用した学習会を通して、自然環境への興味や関心を持ってもらうとともに、生物多様性や生態系保全の大切さについて理解してもらうことを目的に、若葉台小学校のご理解とご協力の下に、授業の一環として実施したものです。※「ビオトープ」とは、生き物の暮らす場所という意味です。
19日は、若葉台小学校において、アメリカザリガニやミシシッピアカミミガメなどの外来生物とはどのようなものか、それらが生態系にどのような影響を与えるのか、生態系保全がなぜ必要なのかについて、スライドで授業を行いました。クイズやグループワークなどを随所に取り入れたこともあり、子供たちが楽しみながら学んでいる様子を確認できました。

授業の様子①
授業の様子②

26日は、公立鳥取環境大学において、大学内にあるビオトープの観察と生物採集を行いました。
子供たちは、実際にタモ網を使ってビオトープに生息しているエビやゲンゴロウなどを採取したり、周囲の草むらでカマキリやバッタ、カエルを捕まえたりと、普段体験することが少なくなった自然、生物とのふれあいを楽しんでいました。
観察・採集の様子①
観察・採集の様子②
2日間の授業を通して、子供たちからは、「虫を捕まえることができて嬉しかった。」「身近な自然とふれあう楽しさを知った。」「自然をみんなで守っていきたい。」などの感想が聞かれ、主催した学生たちにとって、成果を実感できるイベントとなりました。
学生たちは、今回の取組みを契機に、取組みの継続、発展を目指して次の展開を検討中です。