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TUESレポート

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「経営学特別講義B」でみずほ銀行とアクシスITパートナーズにご講演いただきました

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7月15日(火)、3~4年生114名が受講する「経営学特別講義B」において、株式会社みずほ銀行 鳥取支店長 岩間健次様と、アクシスITパートナーズ株式会社 ソーシャルプラットフォーム部課長 鈴木雅俊様を講師にお迎えし、講義を行っていただきました。

アクシスITパートナーズでは、「Bird事業」として、人口減少、少子高齢化、若者の県外への流出といった地域課題を解決するため、超地域密着型生活プラットフォームBirdを展開しています。注文した数時間後に品物がとどく、そんな鳥取を目指して、フードデリバリーサービス「トリメシ」、ネットスーパーサービス「トリスト」、処方箋の配送を担う「トリメディ」をアクシスITパートナーズが自社で展開し地元商店、福祉施設、公民館、自治体、住民などを巻き込みながら活動しています。
2021年からサービスを開始し、当初からBird事業は官民連携が前提のビジネスモデルとなっていますが、行政や自治体に対し、Bird事業導入のメリットを伝えきれていないといった課題がありました。 その際、みずほ銀行が事業方針に共感し、国の行政とのパイプ役を担い、様々なステークホルダーと事業拡大への課題を解消していく過程を伺いました。みずほ銀行は、メガバンクで唯一、全国47都道府県に支店があり、地域貢献活動に力を入れておられます。
鳥取県が直面している地域課題は、全国で10年後20年後におこる問題です。みずほ銀行などと連携しながら、将来は他県にも横展開していく展望を伺いました。

※ 金融機関は、地域経済の発展を支える重要な機能を担っていますが、実際の業務内容については知られていない部分も多いと思われます。「経営学特別講義B」では、地方銀行、信用金庫、行政機関等の幅広い講師をお招きし、金融ビジネスの多面的な理解を目指します。

※アクシスITパートナーズ株式会社は、本社を鳥取におきながら、売上の9割以上は県外というビジネスモデルで成長を続け、「次世代スマートシティ創造」を目指すIT企業です。
企業の業務システム開発、保守、導入支援からアフターフォローまで一貫したサポートを提供するほか、地域貢献に力を入れており、地域に特化した人材事業、小学生ITスクール事業の他、フードロスと子ども食堂の支援を目的とした「Axisのやさい」などSDGs活動にも取り組んでいます。

熱心に講義を聞く学生熱心に講義を聞く学生
活発に質疑が行われました活発に質疑が行われました