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TUESレポート

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第10回とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム地域連携推進会議を学生企画地域連携交流フォーラムと連動して開催しました

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1月25日(木)、学生センター多目的ホールで、第10回とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム地域連携推進会議をWeb会議システム(オンライン)も併用して5年ぶりの対面で開催しました。また、会議後半は地域連携交流フォーラムと連動させ、学生コーディネーターの企画進行によるゲストスピーチや学生の地域連携活動の発表という盛り沢山の内容になりました。

議長の吉永郁生地域イノベーション研究センター長の進行のもと、このプラットフォームの会長である小林朋道副学長の挨拶の後、議事が始まりました。

最初に、福田忠司地域連携コーディネーターから、麒麟地域を舞台にした学生主体の地域連携活動が活発に行われる「麒麟学生フォーラム」の形成を目指していること、それに向けて学生コーディネーターを設置していることなど、学生と地域をつなぐ場の創出に向けた本年度の取組状況を中心に報告しました。
次に、吉永議長から「地域と連携した学生教育を目指して」と題して、本学が副専攻「地域実践」でめざす「地域に貢献できる高度人材」について、本年度行った麒麟プロジェクト研究の具体例を示しながら報告しました。
続いて、澤田奈都子研究交流推進課長から、公開講座や受託研究など地域と連携した本学の取組報告の後、学生コーディネーター育成指導員の松浦生さん(㈱週末住人 代表)から「学生コーディネーターと学生による主体的な地域連携活動」と題して、本年度の学生コーディネーターの活動やそれをきっかけに生まれた様々な学生の活動について報告しました。

その後の意見交換では、学生と関わる取組を通じて気づいたこととして、地域の側からもテーマを投げかけた方が行動に繋がる学生も多いといった意見や、実際に大学の鉄道サークルと地域の団体をマッチングさせ、ミニSL鉄道ジオラマづくりにつながった事例が紹介されました。
最後に、小林会長から、本学の独自性として魅力化するため、地域連携について科目のあり方も含めて構想していることが紹介され、今後の協力を願いたいとする意見がありました。

会議後半の地域連携交流フォーラムでは、まず、ゲストの小宮春平さん(八頭町地域おこし協力隊)から「環境大生と取り組む地域活動 ~環境保全活動の事例~」と題し、「生物多様性の保全」を入口として、ため池保全や水路泥上げ、農山村アルバイトなど中山間地域の維持活動につながっている状況が報告されました。その後、学内の7団体・グループの代表者が活動状況や今後地域で取り組みたいことなどをそれぞれ発表しました。

会議はここで終了し、その後、フォーラムに参加した学生や地域関係の方々が、4~5人ずつ、8つのテーブルでテーマごとに熱心な情報交換を行うなど、今後に繋がる新たな出会いにもなりました。

※とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム
鳥取県、鳥取市、岩美町、八頭町、若桜町、智頭町、香美町及び新温泉町の自治体のほか、協同組合や経済団体等と本学(全22団体)が連携して地域の課題解決や活性化に取り組むために、平成26年6月に設置した組織です。

03会議前半)大学から報告
01
02
会議前半)意見交換
01会議後半)ゲストスピーチ
02会議後半)活動団体の発表
03(地域連携交流フォーラム)交流会