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TUESレポート

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経営学部 兪ゼミが台湾でフィールドワークを行いました

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2024年3月4日~9日にかけて、経営学部 兪ゼミの学生2名が台湾でのフィールドワークを実施してきました。今回のフィールドワークでは台湾の建材リース会社1社と日系企業1社、大学2校を訪問しました。

企業訪問
英洲工程股份有限公司では、資源を再利用する作業工程を見学させていただきました。車の鉄板などの廃材をリサイクルし、加工し、橋や高速道路を作るのに役立てられていることから台湾国内のインフラ整備の役割を担っています。足場などに用いられた資材の再利用率は95%であり、環境に対する配慮が素晴らしい企業だと感じました。

台灣日立江森自控股份有限公司は空調設備会社であり、エアコンや除湿器、室外機を主に製造しています。工場内での製造ラインや作業の進捗率をモニターで見ることができる現場を見学させていただきました。室外機の製造ラインでは作業工程の中にロボットが導入されており最先端の技術が感じられました。また、社員全員が作業の進捗率を確認できるシステムが導入されており社員一丸となって作業している様子でした。

現地大学との交流
元智大学訪問では日本語を学ぶ現地学生と交流しました。この日は偶然にも秋田県の国際教養大学の学生が教育実習のために来ており、日本語の方言などの言葉遣いについてのプレゼンテーションを行っていました。一方、我々は、鳥取県と公立鳥取環境大学についてプレゼンテーションを行い、鳥取県の名産品や観光地、学生生活がどのようなものかを発表しました。鳥取県が名探偵コナンの作者青山剛昌先生の地元であり、コナンの町があることで知られていることに驚く学生が多くいました。また、日本や鳥取県に興味を持たれる方が多かったです。

淡江大学訪問でも日本語を学ぶ現地学生と交流し、鳥取県と公立鳥取環境大学についてプレゼンテーションを行いました。日本の方言や米子市の読み方に戸惑っている学生が多かったことから、私たちが英語が難しいと感じるように多国語を学ぶ難しさを感じました。こちらでも名探偵コナンやゲゲゲの鬼太郎などのアニメに関心を持つ学生が多かったことから日本のアニメ文化は世界的に知られているものだと感じることができました。

最後に、この度私たちの訪問を温かく歓迎してくださった企業様・大学関係者様に感謝とお礼を申し上げます。

(経営学部3年 増田英士)

英洲工程股份有限公司英洲工程股份有限公司
台灣日立江森自控股份有限公司台灣日立江森自控股份有限公司
淡江大学との交流淡江大学との交流
元智大学との交流元智大学との交流