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TUESレポート

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原木しいたけの栽培実験での椎茸の発生について


本学と鳥取商工会議所工業部会とのSDGs連携事業において、工業部会員である菌興椎茸協同組合の課題を解決するため、環境学部 門木秀幸 准教授とそのゼミ生(以下「門木 ゼミ」という。)が、令和3年5月31日(月)から、原木しいたけの栽培実験(※)を行っていました。この度、12月1日(水)に「代替フタの椎茸種菌を植えたほだ木」(以下「代替フタほだ木」という。)のうち1本から椎茸の発生を確認しました。

(※)
原木しいたけの栽培実験の開始について
http://www.kankyo-u.ac.jp/tuesreport/2021nendo/20210601004/

原木しいたけの栽培では、通常、椎茸の発生までに1年程度の期間が必要ですが、門木 ゼミの実験に対する熱意が天に通じたのか、半分の期間で、しかも代替フタほだ木で発生しました。これだけをもって性能を満たす代替フタの発見と判断することは早過ぎますが、この先の実験結果に期待が持てます。

菌興椎茸協同組合での打合せの様子1椎茸の発生