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TUESレポート

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第4回山陰海岸ジオパークサイエンスカフェを開催しました

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令和2年11月7日(土)、本学学生センター2階多目的ホールにて、第4回山陰海岸ジオパークサイエンスカフェ「恐竜を見つけるために大事なこと」を開催しました。
講師は福井県勝山市ジオパーク専門員の町澄秋氏で地質学と岩石学を専門とされています。現在は勝山市役所ジオパークまちづくり課で、恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークとそれを取り巻く活動に取り組んでおられ、幅広くご活躍されています。

当日は小学生とその保護者合わせて35名の方にご参加いただき、恐竜の化石が見つかった場所やその種類、また、勝山市と恐竜のつながりについて学びました。
はじめに、参加者は恐竜を見つけるために大事なことをスライドやクイズ形式で分かりやすく学びました。また、日本で発見された8種類の恐竜のうち5種類が勝山市で発見されたことやその理由についても学びました。途中でフクイラプトルなどの頭骨レプリカが紹介され、参加者は化石や岩石の標本とともに興味津々の様子でした。
会場内は参加者の高揚感に包まれ、とても充実したジオパークサイエンスカフェになりました。

終了後、参加者からは「恐竜の事だけではなく、勝山市の魅力を知ることができた」「恐竜を発掘するためには大事なことがいくつかあるが、最も大切なのは、人が情熱を持ち発掘をあきらめないことが大事だということにとても共感した」などの感想が寄せられました。

今年度の山陰海岸ジオパークサイエンスカフェは今回で終了です。多くの方にご参加いただきありがとうございました。

 

恐竜の頭骨のレプリカについて説明する町澄秋氏恐竜の頭骨のレプリカについて説明する町澄秋 氏
隕石や岩石、化石の標本隕石や岩石、化石の標本
熱心に化石を観察する参加者熱心に化石を観察する参加者
町先生からの質問に応える参加者町先生からの質問に応える参加者