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TUESレポート

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第6回とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム地域連携推進会議を開催しました

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11月26日(火)、地域イノベーション研究センター(以下「センター」)主催による第6回とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム地域連携推進会議を本学(本部棟3階小会議室)において開催しました。 遠藤由美子会長(副学長)の挨拶の後、議長の吉永郁生センター長(環境学部教授)の進行により議事が始まりました。

最初に、若桜町ふるさと創生課の岡﨑課長補佐から、活動事例として、本年度から同町と本学と阪南大が合同で設定したテーマ「若桜駅を中心とした観光誘客」の取り組みを報告。「地域課題について議論が停滞しがちだが、大学による刺激は大切。一度の交流事業で明確な成果を求めることは困難であり、どれだけ学生の意見をくみ取れるのかが町の資質に関わることである」と報告がありました。

続いて、八頭町企画課の川西課長から、同町と本学との連携について、現状が報告されましたが、「連携を深めるためには連携相談窓口(担当)の一元化が必要」と述べられました。また、今後の連携研究テーマの調整については何か「目に見える形」のものが展開したいとの意向が語られました。

次に、経営学部の竹内由佳講師より「社会的課題解決型マーケティングの実践 プロジェクト・ヘルシュの取り組み」と題して活動報告があり、事業が社会的価値と経済的価値の両方を生み出す共通価値創造の考え方について事例を通じて紹介し、また、本学プロジェクト研究での研究事例を通じて、その社会的課題解決には事業性に重きを置くことや、その社会的課題が起きる構造や社会規範を変革させるようなアプローチ(アップストリーム)の重要性を紹介しました。

3名の話題提供をもとに、倉持裕彌副センター長(経営学部准教授)を進行役に、より円滑な地域連携に向けて、活発な意見交換が行われました。

最後に吉永議長から、環境問題とSDG及び地域課題の密な関係性が重ねて提起され、今後の連携深化を相互に確認して閉会しました。
※とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム
鳥取県、鳥取市、岩美町、八頭町、若桜町、智頭町及び新温泉町の自治体のほか、協同組合や経済団体等と本学(全21団体)が連携して地域の課題解決や活性化に取り組むために設置した組織です。

遠藤会長の挨拶遠藤会長の挨拶
大学(竹内講師)からの活動報告大学(竹内講師)からの活動報告
会議の様子会議の様子
会議の様子会議の様子