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TUESレポート

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ミドルベリー大学日本校の留学生と学生交流を実施しました

平成27年10月23日(金)から26日(月)まで、米国バーモンド州ミドルベリー大学日本校(東京・国際基督教大学内)に留学している学生8名と教員等3名が来学し、本学の学生9名と交流を行いました。

5度目の交流の今回、昨年に引き続き鳥取県智頭町をフィールドとして「林業の抱える問題点と行政の取組」を主テーマに学習し、最終日には本学英語村で体験学習したことを絵に描いてプレゼンテーションを行いました。

智頭町での初日は、芦津財産区でチェーンソーの使い方、木を切り倒す際の注意事項、安全対策の講習を受けた後、伐採体験をしました。木が倒れる方向を決め切り倒し、2メートルほどの長さに切り分けました。水分を含んだ木は大変重く、皆が協力し汗をかきながらその木をトラックに積み込みました。その後測量を行い、約4.9トンの間伐材を24枚の杉小判に換えました。杉小判を得るまでの一連の作業をチームで最後までやり終えた達成感に満ちている様子がうかがえました。

2日目は、間伐材を燃料とした智頭町内の温水プールの見学に行きました。その後、杉小判を使って智頭町観光協会で買い物をするとともに、間伐材の伐採から杉小判を得るまでの一連の作業(「木の宿」プロジェクト)について説明を受け、今回の取り組みに対する理解を深めました。

最終日は、本学英語村で、今回学んだことを振り返り、グループごとにプレゼンテーションを行いました。

3日間の短い期間でしたが、学生交流だけでなく、芦津財産区など智頭町の方の活動を学ぶことができ、大変有意義な交流体験となりました。

 

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指導のもと初チェーンソー体験 切り倒した間伐材を運搬 間伐材を杉小判に交換

 

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林業体験を終えて全員集合 智頭町長を迎えて懇親会 英語村でプレゼンテーション