本学 環境学部環境学科小林朋道教授が『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました![鳥取環境大学]の森の人間動物行動学』を上梓しました。
築地書館刊行の大好評"先生シリーズ"第7作目です。
巻頭で、カラー8ページに掲載されたアルバムの主人公はヤギコ。ヤギコは、本学開学当初に創立された「ヤギ部」所属のヤギ(ヤギ部員1号)で、顧問の小林教授とともに「ヤギ部」在籍年数は最長、ヤギ達のリーダーであり、教授の研究にも実験の手伝いなど貢献しましたが、2012年2月、11歳でこの世を去りました。ヤギコの写真で始まった本書は、最終章もヤギコの思い出が綴られています。
舞台は、ヒバリが毎年春に営巣する"草原"・ヤギの放牧場にある学生手作りの人口池"イイオ池"・ヘラジカの横顔型の"ヘラジカ林"など本学のキャンパス内はもちろん、第6作目で取り上げた“芦津の森”、小林教授宅の"ハチの巣"など、今回もユニーク。自然豊かな鳥取で移りゆく四季の中、小林教授と学生達が目撃する、野生動物の物語をぜひご覧ください。
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『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました! [鳥取環境大学]の森の人間動物行動学』 |
(平成25年5月31日発行、235ページ、築地書館(外部リンク)) |
目次 |
はじめに |
学生たちが守ったヒバリの巣 少し過保護すぎたところもあったけど |
このハチは、もう家族の一員だ! セグロアシナガバチと過ごした8カ月 |
シマリスはヘビのニオイを体につけてヒグマを追い払う 1冊の写真集によって息をふき返した研究 |
ヤギの放牧場のイイオ池で育った絶滅危惧種のアカガエルたち 雪のなかの産卵から旅立ちまで、いろんなことが起こるんだよねー |
大学のヘラジカ林に棲む動物たち 捕食者の巣穴の出入り口で暮らすトカゲの話 |
芦津モモンガプロジェクト、NOW 心あたたまるメールをありがとうございます |
ヤギはイモムシを食べる隠れ肉食類か? 逝ってしまったヤギコの思い出 |
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