本学 環境学部環境学科小林教授が『絵でわかる動物の行動と心理』を上梓しました。
小林教授が専門とする「動物行動学」を3部構成で、人間も含めた動物の様々な"行動"事例を挙げながら、動物や動物行動学の全体像に迫ります。
第Ⅰ部では、小林教授が発見したSSA行動(Snake-Scent Application Behavior)の研究を主要な例として挙げながら、動物行動学の指針である「4つのなぜ」を丁寧に説明。第Ⅱ部では「4つのなぜ」のうち、「究極的要因」=進化に焦点をあてています。第Ⅲ部では、“感情や心理,知能”といった心についての研究を解説しています。
緻密で生き生きとした動物のカバーイラストと図版を担当したのは、本学の卒業生(第1期生)の雲坂紘巳さん。在籍中、小林教授の講義は全て取っていた雲坂さんは、講義で出てきた内容を描画する機会もあり懐かしさを感じたとのこと。一方、新知識を得ることも多く、描画中はとても楽しかったそうです。
多数の著作がある小林教授の筆力と多くの図版で専門書ながら読みやすい本書を、ぜひご一読ください。
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『絵でわかる動物の行動と心理』 | ||||||||||||||
(平成25年3月27日発売、191ページ、講談社(外部リンク)) | |||||||||||||||
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※ | 関連リンク…「イラストを担当しました!『絵でわかる動物の行動と心理』」(「人間も動物も同じ目線でとらえているような、先生の世界観がとても好き」と語ってくれた雲坂さんのブログ「雲坂 紘巳△ART-WORKS△」にリンクしています) |