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TUESレポート

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農業従事者とともに「再生可能エネルギー」を考える ~ 三野教授が“特別研修会”を開催 ~

平成24年9月11日(火) 本学環境情報学部三野徹教授が、野口生産営農組合(熊本県玉名市)からの依頼を受けて、同組合役員とJA職員の皆さん15名に“特別研修会”を開催しました。この研修会は、三野教授が連載投稿した新聞記事を同組合の方が読まれたことで実現したものです。
研修テーマは、農業経営の視点から見た「再生可能エネルギー」の農業的利用。
昨春の東日本大震災・福島原発事故に端を発した電力不足の影響から注目を集めているこの「再生可能エネルギー」について、三野教授は「固定価格買取制度」を視野に入れた農業経営戦略や、農村地域に賦存するエネルギーを利活用した発電システムのほか、電気の“質”を考慮した都市と農村との電力供給と消費の在り方などについて、最近の事例を交えて講話。
来学された農業従事者の皆さんは、各地域の発電システム事情や電気の“質”などに関して積極的に質問をされ、「今後の農業の現場に活かしたい」と語っておられました。
本学には、全国から様々な方々がそれぞれの課題を持って来学されています。今後も本学のキャッチフレーズ「鳥取で、つながる。世界を、つなげる。」を実現していきます。

0919_三野先生