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TUESレポート

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本学学生が環境計量士(濃度)に合格

この度、本学環境政策学科3年の笠崎大(かさざきまさる)さんが環境計量士(濃度)に合格しました。環境計量士は、環境に関する濃度、騒音・振動の機器や 計量手法を管理し、数値が正しいことを証明する業務に必要な国家資格です。合格率10%程度で、環境に関する資格の中では最難関の資格と言われています。
笠 崎さんは熊本県出身で小学生の時に水俣病を知り、環境問題に興味を 持って本学に進学。昨年12月には公害防止管理者(水質1種)資格も取得しました。公害防止管理者資格は、大気、水質、騒音・振動などに分かれており、特定工場には資格取得者をおくことが義務付けられている国家資格で、水質1種の合格率は20%程度となっています。
笠崎さんは公害防止管理者の資格取得のために、環境監査が専門である衣川教授に指導を受けるとともに、毎日3時間の学習を3ヶ月間、また環境計量士では1日3時間を半年間、直前の2ヶ月は8時間の勉強を続けたそうです。
将来はこの資格を生かして、地元の九州で水道局に勤務し、きれいな水環境をまもる仕事をしたいと抱負を語ってくれました。

環境計量士(濃度)合格