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地域課題への研究成果を還元~地域イノベーション研究センター平成28年度 研究報告会を開催~

平成29年3月10日(金)に鳥取県立図書館の大研修室で「地域イノベーション研究センター(※以下、センター)平成28年度 研究報告会」を開催しました。 センターは「地域課題の調査・研究成果を広く社会に提供することで鳥取県固有の豊かな地域生活の実現に寄与する」ことを設立趣旨としていますが、今回の報告会では4名の教員が講演を行いました。近隣自治体、高等教育機関、商工団体の関係者のほか、一般の方も含め計35名の方に聴講いただきました。

冒頭、吉永センター長から、「地域課題についての研究に取り組み、地域や関係の皆様に研究成果を還元することはセンターの使命。これらの課題は全国的に共通の問題となっていることも多いが、センターとして地域課題に幅広く、かつ、粘り強く取り組んでいくことで鳥取のインテリジェンスを高めることに貢献したい」という挨拶を皮切りに、各講演者から以下のテーマについて発表を行いました。

これらの地域課題は、全国的に喫緊の課題となっているものも多く、参加者の関心は非常に高く、いずれの講演についても多くの質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。

 

  1. 倉持准教授「自治体による危険空き家対策の現状と課題」
  2. 遠藤教授「若桜町移住・定住促進の為の空き家活用について」
  3. 新名准教授「大学における野外学習~ジオパークを活用した教育プログラムを事例に~」
  4. 太田特命准教授「山陰・鳥取県沿岸域における水産資源の変動要因の解明」

 

挨拶する吉永センター長挨拶する吉永センター長
報告会の様子報告会の様子