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TUESレポート

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オンライン形式での修立地区文化祭を学生が企画運営しました

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11月7日(土)、鳥取市の修立地区体育館を主会場にした令和2年度修立地区文化祭が開催され、本学の学生有志4名が企画と運営に携わりました。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、各地区で例年通りの開催が断念される中、修立地区まちづくり協議会が、新しい文化祭を企画しようと鳥取市の「公民館における若者によるまちづくり事業」を活用して実施されたものです。

実施に先立ち、企画・運営に参加する本学学生を募集したところ、山本竜維(やまもとりゅうい)(環境学部2年)、一色貫汰(いっしきかんた)(経営学部1年)、恒石鮎香(つねいしあゆか)(経営学部1年)、米岡駿裕(よねおかしゅんすけ)(経営学部2年)の4名が応募しました。

8月に、修立地区公民館においてリモート会議により、文化祭までのスケジュールや、「地域の顔が見える文化祭にしよう」、「在宅の高齢者にも見てもらえる、オンラインを基本にした文化祭にしよう」という基本方針等が確認されました。 そして、地区の魅力を取材し団体やサークルなどを紹介したり、各種団体によるリモート合唱「ふるさと」などを含む動画を制作し、それを文化祭で3密を避けて見てもらうという企画としました。松岡智也プロジェクトリーダーのもと、4名は連絡を取り合いながら企画に基づき作業を進めました。なお、「ふるさと」の作曲者である岡野貞一さんは修立地区の出身です。
当日は、約400名の皆さんが、主会場と4つの集会所でそれぞれに修立地区の魅力に改めて触れる、ふるさと再発見をした1日となりました。

参加した学生からは、以下のような感想がありました。
「イベント企画の段階から大人の発言や会議の進行、仕事の速さには驚きばかりでした。今回企画に携われたことで自分の視野が広がったことを実感でき良い機会となりました。 」「地域と連携し、ある一つの目標に向けて取り組む中で人々の繋がりを強く感じることができました。裏方として行事に参加することで多角的な視点から地域を見つめることができ、自身の良い経験となりました。」「この経験は、将来はもちろん、自分が部長を務めているまちあそび部にも活用していきたいと思います。」「修立地区という鳥取市内にある地域の魅力と活力を企画を通して触れさせていただきました。この経験は地域創成というテーマに携わるうえで大変に勉強になりました。」

松岡プロジェクトリーダーからは、以下のようなことばをいただいています。
「修立地区の新しい文化祭への挑戦。我々も未知の領域であり、不安の中のスタートでしたが4名の大学生の発想力、エネルギーに助けられ大成功いたしました。大学生活やその先の人生においてもご活躍を期待しています。」

 

打合せで提案する学生打合せで提案する学生
当日、主会場の様子当日、主会場の様子
5つの会場をリモートでつなぐ5つの会場をリモートでつなぐ
紹介される学生紹介される学生