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TUESレポート

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第5回とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム地域連携推進会議を開催しました

11月13日(火)、第5回とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム地域連携推進会議を本学(本部棟3階大会議室)において開催しました。
遠藤由美子会長(副学長)の挨拶の後、議長の吉永郁生地域イノベーション研究センター長(環境学部教授)の進行により議事が始まりました。

 

最初に、若桜町で地域おこし協力隊として活動されている神谷朱音(かみやあかね)さん(公立鳥取環境大学一期生)から「地域おこし協力隊の活動報告と課題」と題して報告がありました。
若桜町のすばらしい自然の中で、子供たちに野外教育を行うことの楽しさや意味を、活動事例を交えて報告されました。また地域が持つ課題として、地元住民は活性化につながる地域の魅力に気付いていないことやアピールが苦手であることなどが紹介され、地元住民なくては活性化ができないこと、地域外の方と互いに理解し合えるような活動を進めることが活性化のポイントであると述べられました。

 

次に、経営学部の佐藤彩子(さとうあやこ)講師より「高齢化・過疎化時代を支える情報サービスと若者向け雇用機会の提案 」と題して課題提供があり、麒麟地域(鳥取県東部及び兵庫県新温泉町)と中海・宍道湖・大山地域との比較を人口増減率や産業構造などに関するデータを用いて説明されました。最後に、地方における雇用機会の創出や高齢者の安心・安全な生活維持に繋がるアイディア等の提案がありました。

 

その後、地域おこし協力隊の活用や若者の定住について、各自治体や各団体の取り組みや考え方などが紹介され、意見交換が行われました。

 

最後に議長から、今後もプラットフォームの構成メンバーが連携を深め、地域の課題解決に向けて積極的に取り組んでいきたいとの発言がありました。

 

※とっとり麒麟地域活性化プラットフォーム
鳥取県、鳥取市、岩美町、八頭町、若桜町、智頭町及び新温泉町の自治体のほか、協同組合や経済団体等と本学(全21団体)が連携して地域の課題解決や活性化に取り組むために設置した組織です。

 

遠藤会長の挨拶遠藤会長の挨拶
神谷さんからの報告神谷さんからの報告

 

佐藤講師による課題提供佐藤講師による課題提供
会議の様子会議の様子