平成30年3月16日(金)地域イノベーション研究センター主催「連携中枢都市圏ワークショップ」を、廃校した小学校を複合施設として活用した隼lab(八頭郡八頭町見槻中 平成29年12月オープン)で開催しました。
このワークショップは、鳥取市が山陰東部圏域の中心となる中核市へ移行(平成30年4月)する中で、地域と大学がどのように関わっていくことができるかについてディスカッションするものです。
参加者は、自治体(鳥取市、八頭町)、隼lab関係者(運営会社、出資企業、入居企業)、地域活性化に取り組んでいる団体・個人、本学教員、本学学生のほか、当日ワーキングホリデーで来鳥していた他県の大学生4人も参加しました。
最初に吉永センター長から趣旨と進め方について説明があり、次に隼labの管理運営会社である(株)トリクミの古田代表が、ラボ開設までの経緯や意義などについて説明されました。その後、4つのグループに分かれディスカッションが始まりました。
ディスカッション終了後、各グループを代表して学生から結果が報告され、最後にセンター長が、「地域連携を進めるには学生と地域との相互理解が必要である。そのためには、学生のニーズが必要であり、また、大学としては教育という側面も考慮しなければならない。学生のニーズをしっかり把握して、次に開催する場合は協議するだけではなくより実際的な場にしていきたい。なお、1年生の早い段階から外部の方とのコミュニケーションを図る場として、キャンパス内の地域イノベーション研究センターの活用を考えていきたい。」と総括しました。
参加した学生は、日常では出会うことがない方々との話し合いに大きな刺激を受け、「大学では経験のできない貴重な機会をさせていただいた。」と感想を述べていました。
地域イノベーション研究センターでは、今後も地域課題の解決に向け様々な取り組みを行っていきます。
自己紹介する学生
隼labの説明をする古田代表
4グループに別れてディスカッション
結果発表する学生