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TUESレポート

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佐治漆の植樹地お披露目会を開催しました

4月17日(金)に鳥取市佐治町でかつて生産されていた「佐治漆」の復活に向けた取組の一環として、本学キャンパス内の林において、漆の植樹地のお披露目会を開催しました。

昨年11月には、佐治漆研究会から寄贈いただいた5本の苗木をキャンパス林に植樹しており、今回は根本ゼミ・角野ゼミの学生も参加して、新たに看板を設置しました。

看板設置後には、佐治漆研究会事務局長の橋谷田氏より、佐治漆の歴史や特徴についてご講話いただきました。遺伝子解析の結果、国内の他地域とは異なる遺伝子配列を持ち、佐治地域で独自の進化を遂げた可能性があること、また、漆の成分であるウルシオールの含有量が国内トップクラスであることなどが紹介されました。さらに、昭和40年頃を境に生産が途絶えた経緯や、一度失われた文化・伝統を復活させる難しさについてもお話しいただき、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

また、小林学長は挨拶の中で「自然を保全しながら、地域の特色を生かした産業を考えるきっかけにしてほしい」と述べました。

このたび看板を作成した環境学部 4年の遠藤 樹(たつき)さんは「この看板は、龍が漆の池を守ったという民話をモチーフに描いたものです。この龍に守られて私たちの漆がスクスクと成長していって欲しいです」と語ってくれました。

看板を設置する学生たち看板を設置する学生たち
小林学長による挨拶小林学長による挨拶
経緯や想いを話す橋谷田氏経緯や想いを話す橋谷田氏
集合写真集合写真