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TUESレポート

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太陽光発電による電力供給を開始しました~カーボンニュートラルキャンパスの実現に向けて~

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2026年3月17日(火)の午後、本学の情報処理棟の屋上に設置された太陽光発電システム(出力21.2kW)が稼働し、学内への電力供給を開始しました。

今回稼働した太陽光発電は、電力会社の送電網に接続せず、発電したすべての電力を学内で消費する「自家消費型」として運用を行います。

キャンパス内には専用のモニタが設置され、現在の「発電電力」をはじめ、「日射強度」や「気温」といったデータがリアルタイムで表示され、学生や教職員一人ひとりの環境意識を高めるきっかけになることを期待しています。

本学は2023年8月1日に脱炭素の目標を宣言しました。2030年度までにスコープ1+2(燃料燃焼や電力使用による排出)において、2013年度比で60%のCO2削減の目標を掲げています。

 

この目標達成に向け、2025年度には以下の取組を行いました。

  • 2023年度から全学的な照明のLED化を進めており、消費電力を大幅に抑制
  • 講義室の照明に自動消灯システムを導入し、無駄な電力を削減
  • 外部から購入する電力について再生可能エネルギー由来のものを選択(2026年度以降も実施)

 

また2026年度には以下の取組を行います。

  • 本部講義棟の屋上に70.2kWの太陽光発電を増設します。これにより2年間で計91.4kWの発電体制が整います。年間の発電量は約85MWh(メガワット時)を見込んでおり、これは大学全体の電力消費量の約5%に相当します。
  • 学生センターのZEB(ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)改修工事に着手します(2027年度完成予定)。ZEBとは、快適な室内環境を保ちながら、徹底した省エネと太陽光発電などの「創エネ」を組み合わせることで、年間のエネルギー消費量を実質的にゼロにする建物のことです。本学では、まず50%以上のエネルギー削減を達成する「ZEB Ready」を目指しています。
  • 本部講義棟2階講義室及び11講義室(最も収容人数の多い講義室)の空調機を高効率機器に更新し(1階は2023年度に更新済み)、中大規模講義室の空調に係る消費電力の抑制を図ります。

これらの取組は環境省の「鳥取市脱炭素先行地域づくり事業」(鳥取市、本学など4者の共同提案)の一環です。大学が脱炭素のモデルケースを示すことで、地域社会全体への貢献も目指しています。

2030年、そして2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、本学はこれからも脱炭素の取組を続けます。

情報処理棟屋上の太陽光発電(左)情報処理棟屋上の太陽光発電(左)
右は本部講義棟屋上(2026年度設置予定)
発電量等をリアルタイムで表示するモニタ発電量等をリアルタイムで表示するモニタ

 

<参考>

カーボンニュートラルの実現に向けた取組の強化について
~二酸化炭素削減目標の設定及びRace to Zeroへの参加~(2023年8月1日)
https://www.kankyo-u.ac.jp/tuesreport/2023nendo/0801/