文字サイズ

TUESレポート

過去10年分を掲載しています

令和7年度公立鳥取環境大学との産学官連携に関する懇談会を開催しました

 令和8年2月19日(木)に「公立鳥取環境大学を支援する会」と「鳥取市」、「本学」が共催する「令和7年度公立鳥取環境大学との産学官連携に関する懇談会」を鳥取市内のホテルで開催しました。この懇談会は、本学の取り組み事項や学生の研究活動等の成果について、地域の企業や自治体を中心とした方々と情報共有することで、本学と地域との連携を深めることを目的とし、毎年開催しているものです。

 懇談会の冒頭に、主催者として、支援する会の西垣豪 会長、鳥取市の深澤義彦 市長、本学の小林朋道 理事長兼学長の順に挨拶を行いました。挨拶のなかで、小林 理事長兼学長は、鳥取という地域で学ばせていただいていることが学生にとって大きな学びとなっており、今後地域と企業と大学が繋がるしくみづくりができればありがたいと述べました。そして、鳥取県総務部の山根茂幸 部長の来賓挨拶がありました。

 その後、企業と鳥取市、本学の三者から活動発表がありました。
 最初に、鳥取県中小企業団体中央会 大西薫コーディネーターから「とっとりインターンシップの取り組み」について紹介がありました。
 次に、鳥取市スマートエネルギータウン推進室 大坪宗臣 主幹から「鳥取市脱炭素先行地域づくりの取組と環境大学との連携」について紹介がありました。

 そして最後に、「2025フィンランド相互派遣事業」と題して本学環境学部3年 倉田隆成 さんから発表がありました。

 フィンランド相互派遣事業では、日本とフィンランドの学生が互いの国を訪問し、「生物多様性」「循環経済」「食の循環」をテーマに施設視察や意見交換を行っており、倉田さんは本事業に参加した経験について発表しました。フィンランド派遣時には、自然を誰もが享受できる「自然享受権」の考え方や、再生可能農業によるカーボンニュートラルの実践、「自国で出たものを自国で活かす」という理念のもとに展開されるバイオ産業の取組について学んだことを報告しました。また、現地学生と雑談にとどまらずグループワークを実施し、それぞれの専門分野の視点から意見交換を行い、フィールドワークで得た学びを共有できたこと、楽しみながらも真剣に議論できたことが大きな成果であったと述べました。また、鳥取での受入時には、英語での円滑なコミュニケーションに向けて事前に語学研修を行ったうえで、民泊やフィールドワークを通して地域の環境資源を共に学んだことを紹介しました。2日間という短い期間ながらも密度の高い交流となり、今後も脱炭素社会の実現に向けて具体的な行動を起こしていくことを確認していると将来展望を示し、発表を締めくくりました。

 懇談会後、部屋を移して交流会を行いました。鳥取県、支援する会、本学教職員のほか、発表した学生も参加しました。学生は大人たちのなかでも物怖じせず、自身の意見を積極的に述べ、参加者との親睦を深めました。

懇親会の様子懇親会の様子
倉田さんの発表倉田さんの発表