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TUESレポート

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「“第一村人”を探して話を聞いてくる?!」高知県室戸市で学生有志がフィールドワークを実施しました

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環境学部で地理学を担当している柚洞(ゆほら)です。
このたび、学生有志からの熱心な要望があったのでフィールドワークを実施しました。

場所は高知県室戸市です。
ユネスコ世界ジオパークに認定されている室戸市。
プレートが沈み込むことで大地が新たにつくりだされていることを実感できる場所です。

地理学は文理融合の総合学問ですので、室戸に暮らす地域住民との雑談も行いました。
題して「“第一村人”を探して話を聞いてくる!」
初対面の人でも、こちらの素性を丁寧に説明することで雑談に応じてくれることはあります。
地域のことを一番知っているのは、そこに暮らす住民です。
だから地域の人から話を聞くことはとても重要です。

しかも、話をしてくれそうな地域住民を自分で探すことが大事。
だって社会人になったら、自分でどうにかしなければならないのですから。

初対面の人と雑談ができることは大事な「生きる力」のひとつです。しかし、苦手にしている学生が多くなっている印象を受けます。フィールドワークを通して苦手を克服してほしいです。

今回のフィールドワークは室戸市のみならず、けもの道を歩いて行くことでしかたどり着けないJRの秘境駅や、クルマが一台もない人口約50人の小さな島、線路も走れるマイクロバス(Dual Mode Vehicle, DMV)も体験しました。

場所が変われば「普通」は変わります。あなたの「普通」はどこまで世界で通用するのでしょうか。
地理学は現場で考えることを大事にします。日本中、世界中を自分の目で観察しましょう。学生にはどんどん旅に出てほしいです。
地理学を通して、自分とは何かを考えてほしいと思っています。

(環境学部 准教授 柚洞 一央)

クルマが一台もない静かな漁村(徳島県の出羽島)クルマが一台もない静かな漁村(徳島県の出羽島)
海岸の“シマシマの地層”について学生同士で議論を深めました(室戸市新村遊歩道)海岸の“シマシマの地層”について学生同士で議論を深めました(室戸市新村遊歩道)