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TUESレポート

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ミドルベリー大学日本校との学生交流プログラムを実施しました

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本学では、平成25年からミドルベリー大学日本校(本校:米国バーモント州)との学生交流プログラムを実施しています。このプログラムでは、ミドルベリー大学日本校の留学生が鳥取県に来県し、本学の学生とともに智頭町を主なフィールドとして林業が抱える問題点と地域の取組について、体験を通じて学びながら、両校学生および地域の方との交流を深めています。智頭町で7回目の実施となる今年度は、10月29日と30日の2日間で、ミドルベリー大学の学生6名と本学学生6名が参加しました。

初日は、地元講師の方から林業の現状や課題、地域の取組などについてお話を聞きました。その後、間伐材を温水プールの熱源として利用している薪ボイラー施設を訪れ、町内で間伐された木材が町内で経済循環される仕組みを見学したほか、石谷家住宅や藍染体験を通して地域の歴史や文化を学びました。夕方以降は、智頭町の一般家庭に宿泊し、地域の方々と親睦を深めました。

最終日は、芦津地域にて森林ガイド付き添いのもと、森の中を歩き、自然の美しさを五感で楽しみました。その後、旧山形小学校にてグループに分かれ2日間を振り返り、学んだ成果をSDGsの観点から発表しました。
2日間のプログラムを通して、両校学生は相手国の言語での会話に挑戦し、相互理解を深めたほか、日頃の大学内の講義では経験することの出来ない貴重で有意義な時間を過ごすことができました。参加した学生からは、「林業や地域社会、現地の事を学べた」「アメリカの文化や日本語の勉強法について知ることができ、英語の勉強のモチベーションに繋がった」「英語学習に対する意欲が変わったので、このイベントは変わるきっかけになると思う」といった感想が聞かれました。

地元講師による取組紹介地元講師による取組紹介
工房にて藍染体験工房にて藍染体験
森林セラピー森林セラピー
旧山形小学校で両校記念撮影<br>(※撮影時のみマスクを外しています)
旧山形小学校で両校記念撮影
(※撮影時のみマスクを外しています)