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TUESレポート

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環境経営研究科1年の髙野さん、環境学部4年の芦田さんが、廃棄物資源循環学会 中国・四国支部の奨励賞をダブル受賞しました

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環境経営研究科 環境学専攻1年の髙野 一輝さん(金ゼミ所属)、環境学部4年の芦田 日向子さん(門木ゼミ所属)が、廃棄物資源循環学会にて研究発表を行い、それぞれ同学会中国・四国支部の奨励賞を受賞しました。以下に受賞者と指導教員からのコメントを紹介します。

発表名「おから飼料の地域循環によるコスト及び環境負荷の推定 ~鳥取県を対象として~」
 受賞者:髙野 一輝さん
 初めての学会発表だったので多少は緊張しましたが、発表の前に自分の言葉で落としこむように気をつけました。いくつかの課題はあるものの、この研究を通しておからの地域内での循環がコストや環境負荷を考慮した総合評価において有効であることが分かりました。マルサンアイ鳥取株式会社様やご協力いただいた畜産農家の皆様にこの場を借りて感謝を申し上げます。

 指導教員:金 相烈 教授
 リサイクルを促進し、循環型社会を実現するためにはリサイクルをする前に、環境面、経済的な面などを総合的に評価することが重要ですが、今回コスト及び環境負荷の側面から地域内で発生するおからの地域循環利用の可能性を明らかにしたことが評価されたと思います。


発表名「一般廃棄物処理施設の用地選定における候補地の評価方法」
 受賞者:芦田 日向子さん
 今回、この賞を頂き大変嬉しく思います。学会で発表することは、苦労することが多くありました。しかし、自分の意見がまとまったり、新しい視点が増えたりとプラスな点が多くありました。卒業してもこのようなチャレンジの機会があれば、どんどん挑戦しようと思います。

 指導教員:門木 秀幸 准教授
 一般廃棄物処理施設をどこに整備するのかは、自治体にとって重要な問題です。本研究はその考え方を整理したもので、地道な研究活動が評価されたものと思います。

髙野さんと金教授髙野さんと金教授
門木准教授、芦田さん、ゼミの先輩の政井さん門木准教授、芦田さん、ゼミの先輩の政井さん