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TUESレポート

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まちなかキャンパスでHUG体験会を行いました

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2月20日(月)、まちなかキャンパスにおいて、地域イノベーション研究センター主催で鳥取大学の学生団体「鳥大防災Lab」の協力を得て、HUG体験会を開催しました。HUGとは、H(避難所)U(運営)G(ゲーム)のことで、災害が起きた時にどうするのか、どうなるのかを考えるゲームです。
まちなかキャンパスの学生スタッフの声かけで昨年末に行った、鳥大防災Labとの意見交換の中から生まれた企画です。

最初に、鳥大防災Labの顧問である鳥取大学工学部の黒岩正光教授から、過去及び近未来の災害をめぐる情報とこのゲームのねらいや進め方の説明を受けて、ゲームは始まりました。参加学生6名は2班に分かれ、次々に読み上げられる200枚余の避難者カードやイベント(出来事)情報を短時間で相談しながら、テーブルに広げられた避難所(小学校)の図面に並べていくなど処理していきました。鳥大防災Labの学生にも入ってもらい、一緒に考えていきましたが、約1時間のゲーム時間はあっという間に過ぎました。ゲーム終了後、他の人から得る新たな気づきや、他班の判断に至った考えなど、参加者同士の意見交換も行いました。

参加学生からは、「面白かった。いろいろな人を短時間で適切に振り分けないとトラブルになる可能性があるのでハラハラした」「またしたいです。鳥取県の災害発生時の対応マニュアルがどんなふうになっているのか気になりました」といった感想がありました。

本学では、県内他大学と共同して防災士養成を進めていますが、今後も参加学生を中心に、このような取り組みを進め、本学での学生の防災意識や知識を高めていく予定です。

黒岩教授からゲームのねらいなどの説明黒岩教授からゲームのねらいなどの説明
カードを見ながら、避難所運営の対応を話し合うカードを見ながら、避難所運営の対応を話し合う
ゲーム終了後、判断を振り返り