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TUESレポート

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国立環境研究所 地球環境研究センター 江守 正多 氏による「環境政策論」特別講義

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令和4年1月24日(月)、国立環境研究所 地球システム領域 副領域長 江守 正多 氏による「環境政策論」特別講義をオンライン開催しました。「気候危機のリスクと社会の大転換」というテーマで、一般の参加者10名と本学の学生93名とで質疑応答を交えながら講義を開催しました。

江守氏は2021年より現職。東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 客員教授。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論でIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次及び第6次評価報告書の主執筆者でもあります。

講義では、世界の平均気温上昇の原因は人為要因が多くを占めることは疑いの余地がないこと、このまま温室効果ガス排出量を減らす対策をしなければ、将来の世代や発展途上国の人たちに深刻な被害をもたらすこと、環境倫理の観点から日本人の脱炭素への価値観の大転換を起こすことが1.5℃上昇へ抑える努力につながること、といったお話をいただきました。

講義後寄せられたアンケートには「気候変動で特に影響を受ける人たちのことを自分事として考える感受性を高く持つことを忘れずにいたい」「自分たちが小さくコツコツと対策を重ねていくのは意味がないのでは、と最近考えていたが、今回江守先生の講義で“3.5%ルール”という言葉を知り、自分がやっていることは無駄ではないし、これからも続けていこうと思えた」といった感想をいただきました。


講義の一場面(オンライン)講義の一場面(オンライン)