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TUESレポート

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日本交通株式会社と公共交通の活用に関する協定を調印

3月30日、本学と日本交通株式会社は本学まちなかキャンパスにおいて、公共交通の活用に関する協定の調印を行いました。この協定は、学生が地域公共交通機関を活用し、地域課題の解決の調査研究を行うことや、中心市街地や観光地に出かけてにぎわいを創出すること等による地域活性化を目的としたものです。27年度から学生は、大学の休業日(土、日、祝日や夏期休業、冬期休業期間など学生にとっての休業日)に、学生証を提示することで、日本交通の東部地区の全路線に無料で乗車することが可能となります。


調印式で、高橋学長は、調印に至る経緯を説明するとともに、「バスを通学のためだけに利用するのではなく、学生の若い力を地域に展開することが地域活性化への貢献になり、一方、学生にとってもそれらの活動を通じて知的好奇心を満足させ、学生生活の充実に繋がるものと信じている」と述べました。
また、日本交通株式会社の澤社長は、「県外出身の学生も多いと聞いている。休日は各地を巡って鳥取のファンになってほしい。また、今回の協定をきっかけに学生から地域活性化や公共交通の活用について、どのような発想や意見が出てくるのか楽しみにしている」と期待を述べられました。
なお、当日は、立会人として鳥取県の小倉誠一地域振興部長にも出席いただき、本取組による地域の活性化が加速することに対する強い期待を述べられました。


調印式の後半には、本学学生からバスの活用事例の紹介が行われました。発表した環境学部3年の秋田さん、経営学部3年の別所さんからは、岩美町方面や八頭・若桜町方面への交通手段が確保されることで大幅に利便性が向上し、研究や学生生活に広がりが生まれるという前向きなコメントを述べました。

 

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