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TUESレポート

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ミニ里山生物園特別企画No.1 「里山の蛾とその仲間 Moth Hunter松井悠樹の世界」が開催されました

平成26年12月10日(水)、まちなかキャンパスにおいてミニ里山生物園特別企画No.1「里山の蛾とその仲間 Moth Hunter松井悠樹の世界」が開催されました(標本展示は12月10日~12日)。
今回の企画は、ミニ里山生物園の特別企画として環境学部 小林朋道教授が提案し、ゼミ生である環境学部3年松井悠樹さんが10年かけて集めた蛾や昆虫の標本展示です。
大学周辺はもちろん、地元(島根県)や旅先で採取した多種多様な蛾を中心とした昆虫を「スズメガ科」「ノメイガ亜科」など、種類や収集場所で分類して数千匹を展示しました。
山陰両県で集めたものをはじめ、沖縄県石垣島で見つけたチョウやセミなど、珍しい個体も並びました。10日には松井さんが来場者に、収集にまつわる話を中心にそれぞれの個体の習性や名前の由来など詳しく説明をしました。来場者は興味深く話を聞き、「どのような方法で標本にするのですか」、「標本の昆虫は色があせていかないのですか」などの質問をしていました。来場者からは、「蛾の種類がとても多く驚いた」、「普段は昆虫をじっくり観察する機会がないので、とても勉強になった」などの声が聞かれました。
里山生物園では、今後も里山に関するさまざまな企画を計画中です。

 

<松井悠樹さんのコメント>
今まで長い時間をかけて作ってきた標本を見て、「すごい」と言ってもらえたのが単純に嬉しかったです。昆虫の持つ魅力や多様性を一般の方に少しでも伝えることができたかなと思います。今後も機会があればまた展示してみたいです。

 

ミニ里山生物園特別企画No.1 ミニ里山生物園特別企画No.1

 

ミニ里山生物園特別企画No.1 ミニ里山生物園特別企画No.1