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TUESレポート

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本学学生のデザインが地元保育園の壁画に採用!

平成26年1月23日(木) 鳥取市立白兎保育園の新園舎の壁画デザインに本学環境学部2年 西尾 成美さんの作品が採用され、鳥取市 健康・子育て推進局 児童家庭課の竹内氏より西尾さんへ記念品の贈呈が行われました。
「因幡の白うさぎ」をテーマに、本学の学生向けに行われた壁画デザインの募集には5点の応募がありました。審査の結果選ばれた西尾さんの作品は「大国主命と八上姫」と「白うさぎ」が描かれており、現在建築中の新園舎東側の壁面2か所に、1枚あたり縦3m×横4mに引き伸ばし取り付けられる予定です。
西尾さんの作品が選ばれた大きな理由は、「なんといっても大国主命と八上姫の表情の良さで満場一致となった」と、竹内氏。西尾さんは、「“子どもの視点”を中心に描いていたら自然とそうなりました。2人の背景にも、鳥取の豊かな自然を山や花畑を描き、子ども達が好きそうな雰囲気にしました。」と語りました。また、大国主命の最初の妻とされる八上姫はペアで描かれることは珍しい、との竹内氏からの意見に、「八上姫の里・河原町の出身で、子供の頃から物語にも慣れ親しんでいたので私にとっては自然な構図でした」との事。さらに自身のデザインが園舎の壁面に配置された図面を見ながら、「ようやく実感が湧いてきました。地域に貢献できて嬉しいです。」と感想を述べました。
白兎保育園は今年4月に開園予定で、優しい笑顔の大国主命と八上姫が園児たちを迎える日も近づいています。


記念品贈呈 壁画デザイン
(左)西尾さん (右)竹内氏

(左)新園舎図面と壁画 (右上下)壁画デザイン