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TUESレポート

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第1回サイエンスカフェ鳥取2011を開催!

平成23年8月27日 本学 人間形成教育センターの足利裕人教授が運営する「科学遊び広場」が、「第1回サイエンスカフェ鳥取2011」をcafeSOURCE(カフェソース 鳥取市弥生町)で開催しました。
サイエンスカフェとは、科学の専門家と一般の人々が、喫茶店など身近な場所でコーヒーを飲みながら、科学について気軽に語り合う場をつくるイギリス発祥の試みで、「科学遊び広場」は過去3年にわたって実施しています。
第1回目の講師は、本学 環境マネジメント学科 小林朋道教授。小林教授が昨年12月上梓した著書『ヒトはなぜ拍手をするのか 動物行動学から見た人間』(新潮選書、190頁)をベースに、「動物行動学から見た人間」というテーマで講演を行いました。
「なぜ幽霊をこわがるのか?」「並んで歩くカップルは、なぜ女性が左側になることが多いのか?」など、私たちの何気ない行動の「なぜ」を、 「人類史の中で蓄積された経験に基づく、生存・繁殖するための進化的な適応」という観点から、科学的に説明していきました。 笑いがまきおこったり、質問がとびかう講義の2時間はあっという間に過ぎ、37名の参加者たちはケーキセットを囲みながら、小林教授の話に興味深く聞き入っていました。
次回、「第2回サイエンスカフェ鳥取2011」は、9月24日(土)、京都大学 辻健助教による「プレート境界地震のしくみ:東北地方太平洋沖地震の発生メカニズムと南海トラフ地震への展望」です。
たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。

第1回サイエンスカフェ鳥取2011