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TUESレポート

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「楠城集落むらづくり懇談会」を開催

鳥取市国府町の楠城(なわしろ)集落の公民館において、2月28日に第1回目、3月13日に第2回目の「楠城集落むらづくり懇談会」が開催されました。この懇談会は、鳥取環境大学と鳥取市中山間地域振興課の共催によるものです。当日は、20名ほど住民の方々が参加され、本学からは環境政策経営学科 北埼 寛教授と環境政策学科3年次生 池田佳夫さんが出席しました。
楠城は現在建設工事中の殿ダムに程近い中山間地域の23世帯ほどの集落。バーベーキューハウスやグラウンドゴルフ場などの施設があり、集落で管理運営されているそうです。
殿ダムが完成すると、ダム湖周辺の見学者が増えると予想される為、見学者に積極的に集落施設を利用してもらうにはどうしたらよいか。また、集落内の棚田や 様々な資源を見てもらうにはどうすればよいかなど、いろいろな課題について住民の方々と話し合いを行いました。集落の高齢化が進んでいますが、皆で力を合わせ、“出来ること”を一つ一つ実行して行くことになりました。
懇談会の最後に、80歳代の女性より、「春の農作業が始まる4月下旬に田んぼに水を引く水路の清掃作業を、学生さん達に手伝ってもらえないものか」という発言がありました。“出来ること”の第一歩として、このご要望に応えるべく、大学で学生の有志を募る予定です。

楠城集落むらづくり懇談会
楠城集落の参加者の方々1番手前が北崎教授