平成23年1月27日 「第9回キャンパスベンチャーグランプリ中国 表彰式・記念講演会」(キャンパスベンチャーグランプリ中国実行委員会主催、於:広島市内ホテル)が開催され、本学学生が優秀賞を受賞しました。
こ のキャンパスベンチャーグランプリは、新事業の提案コンテストを通じて、日本の次代を担う若者の人材育成と新産業の創造を目的としており、起業家精神を養い、問題・課題解決型の人材を育成する教育事業プロジェクトです。第9回目の今回は、16校87件の応募があり、14件のプランが受賞しました。(下記参照)
本学学生の池田佳夫さんと川本幸洋さん(ともに 環境政策学科3年次生)は、最優秀賞に続く優秀賞のうちの一つ「ビジネス部門優秀賞 エネルギア中国電力賞」を受賞。
環境政策経営学科 北埼 寛教授の 指導のもと、「中山間地域での高齢者支援事業」というテーマで、地元の中山間地域に住む高齢者世帯がかかえる「身近に買い物できる場所がない」という問題 に着目した新事業を提案しました。運営母体としてNPO法人を設立、旧小学校校舎を借りて販売所と交流スペースを開設し、日用品などの販売サービスを提供。また、地域で収穫した農産物を直売し、農家の所得向上にも貢献する地域に密着したプランです。
池田さんと川本さんは、受賞を大変驚きながらも、「受賞できたのは、指導教員、同じ大学で学ぶ友人・先輩方、地域の方々のアドバイスがあったからだと思います。本プランを計画段階で終わらせず、実行に移し、微力ながら地域と大学の架け橋になれればよいと考えております。」(池田さん)、「この企画は、北崎先生を始めとした皆様の協力を得て、一歩ずつ前進しました。そして誰よりも、池田君が頑張りました。まだまだ未熟な内容でしたが、このように評価していただき、大変光栄に思います。今後も、様々なことに対して、精一杯の努力を続けていきたいと思います。」(川本さん)と、それぞれの感想と抱負を語ってくれました。この計画が実現し、地域活性化につながること、そしてお2人のさらなる活躍を期待しています。
※参照
学生による新事業の提案コンテスト
第9回 キャンパスベンチャーグランプリ中国 入賞者一覧(敬称略)
賞
|
テーマ
|
受賞者氏名
|
学校名
|
テクノロジー部門最優秀賞 (中国経済連合会会長賞) |
イムノクロマト法による呼気凝縮液中の好中球マーカーの検出 | 兵田 朋子 | 岡山大学大学院 |
ビジネス部門最優秀賞 (中国経済連合会会長賞) |
音楽作成リハビリテーション支援システム | 檜崎 綾夏 土井 敏志 大森 寛士 |
広島商船高等専門学校 |
ビジネス部門優秀賞 (エネルギア中国電力賞) |
中山間地域での高齢者支援事業 | 池田 佳夫 川本 幸洋 |
鳥取環境大学 |
テクノロジー部門優秀賞 (NTTドコモ中国支社賞) |
3次元音を用いた視覚障害者支援システムによる事業展開 | 菅 秀裕 上木 晴佳 平岡 大司 尾茂井 宏 |
広島市立大学大学院 |
ビジネス部門優秀賞 (広島ガス賞) |
しゃもじでエコ ~宮島新!食べ歩きグルメ~ | 江藤 佳菜子 永山 麻未 川崎 温紀 加藤 遥 |
安田女子大学 |
特別賞 (中国経済産業局長賞) |
べらぐるーVarious Languages Gourmetー | 川上 茜 万代 悠作 福間 加菜 芳田 昌彦 岩成 達哉 吉村 拓哉 小川 貴子 荒川 ひかり 難波 隼也 |
松江工業高等専門学校 |
特別賞 (日刊工業新聞社賞) |
健康食品等のエビデンス調査・プランニングビジネスの提案 | 神保 大樹 | 鳥取大学大学院 |
奨励賞 | 長期実践型インターンシップ~起業家参謀プロジェクト~による地場産業の活性化と人材育成事業 | 山口 潤樹 入江 智史 小林 紀子 桑原 陸也 上野 豪 祖一 澄人 |
広島大学 |
奨励賞 | 電子はんこ保証データベース「Doc.STAMP」 | 神保 大樹 | 鳥取大学大学院 |
奨励賞 | twitterを組み合わせたデジタルサイネージによる商店街の活性化 | 秋月 信孝 岩本 貴裕 |
広島工業大学 |
佳作 | タグクラウドとジオロケーションを用いた嗜好検索サービスのビジネス提案 | 松尾 和昭 | 広島市立大学大学院 |
佳作 | 練習用発光テニスガットの開発、販売 | 内田 大貴 糸賀 亮 |
松江工業高等専門学校 |
佳作 | 惣菜を通して限界集落の活路を見出す | 太田 了輔 | 県立広島大学 |
佳作 | 再現型記憶媒体 | 坪井 良平 首藤 将人 |
山口大学 |