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TUESレポート

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平成22年度鳥取環境大学特別企画シンポジウム 「中山間地域の活性化と大学の役割 -取り組み事例の報告と今後の活性化戦略-」 を開催

2011年1月29日(土) 本学12講義室にて、特別企画シンポジウム「中山間地域の活性化と大学の役割 -取り組み事例の報告と今後の活性化戦略-」を開催しました。
本シンポジウムでは、講師の方々から中山間地域で大学と地域が連携し活性化を目指して取り組んでいる事例や、小水力エネルギーを利用した地域活性化について報告いただきました。
まず、本学マネジメント学科三野徹が本学公立化に触れ、新しい大学に大きく変わるためには「地域にとけ込み、住民や行政と一体となって行動する大学」といった姿が求められており、本シンポジウムがその一助になることを願っていると述べました。
次に、滋賀県立大学の黒田末壽氏、京都大学の九鬼康彰氏、愛媛大学の武山絵美氏から「獣害対策」や「地域づくり」等の観点から中山間地域と大学の連携及び活性化事例を報告いただきました。そして、石川県立大学の瀧本裕士氏、農業・食品産業技術総合研究機構の後藤眞宏氏から水力発電を用いての中山間地域での研究事例を紹介いただきました。
各講演では会場から様々な質問があり、そのなかでも「水力発電機へ水質浄化機能を付けられないか?」といった提案的な内容等もあり、中山間地域活性化戦略について検討を深めることが出来ました。
本学では、今後も中山間地域の活性化のために研究に取り組み、直近では2月末頃に「第1回国府地区 寄り合いワークショップ」を開催する予定です。

平成22年度鳥取環境大学特別企画シンポジウム