7月16日(金)に倉吉交流プラザで開催された第53回鳥取県公衆衛生学会において、環境政策学科4年生の椿 和也君、国好美波さん、杉原広晃君の3人が、10年程度の人工衛星データを用いた地球規模の降雨量の変化の傾向に関する発表を行いました。 ●発表題目(第2分科会:分野「環境保全・その他」)
これらの3件の発表は、同学会では最年少である学部学生の発表でしたが、好評をもって受け入れられました。そして、全22件中、すぐれた口頭発表2件のう ちの1件に杉原広晃君が選ばれ、鳥取県代表として8月25日(水)に松江市で開催された第56回中国地区公衆衛生学会(環境衛生・環境保全分野)で、上記 3件の発表を纏めた「TRMM(熱帯降雨観測衛星)降雨レーダで観測した全球の降雨量の長期トレンド」を発表しました。 なお、鳥取県公衆衛生学会への本学からの参加は初めてのことでしたが、学会関係者の方からは今後も本学からの参加を期待したいとのコメントをいただきました。 |
参考:
TRMM(熱帯降雨観測衛星)
TRMM:Tropical Rainfall Measuring Mission
1997/11/28日打ち上げの日米共同の熱帯降雨観測衛星。現在も順調に運用中。2016年ごろまでの運用が期待されている。日本が開発した
世界初の降雨レーダが搭載されている。
写真提供:宇宙航空研究開発機構・
情報通信研究機構提供